前置詞

前置詞とは、読んで字のごとく、どちらも「前」に「置」く「詞(ことば)ですが、問題は、の前に置くのかということです。

その答えは、ズバリ名詞です。

すなわち、前置詞とは、「名詞(句)の前に置いて、形容詞句や副詞句を作る」という働きを持ちます。

また、別の見方をすると、「前置詞の後にあるのは必ず名詞(句)」ということが言えますね。

形容詞句を作る

a book on the desk (机の上の本)
a student of this school (この学校の学生)

上の例は、いずれも、下線部の語句がその前の名詞を修飾している、つまり形容詞の働きをしています。


副詞句を作る

I sleep at eleven o'clock.(12時に寝る)
It has been raining since yesterday. (昨日から雨が降っている)

上の例は、いずれも、下線部の語句が副詞の働きをしています。