仮定法は、「もし~ならば」という、仮定の意味を表すものです。
ただし、その仮定する内容によって、どのような言い方をするかが違ってきますので、内容をよく考えて英文を作る必要があります。
どういうときに仮定法を使う?
仮定法は、「もし~ならば」という仮定を表しますが、実際はそれほど単純ではありません。次の例文を見て下さい。
If it rains tomorrow, I will not go out.(もし明日雨が降れば、私は外出しません) これは実は、「雨が降れば外出しない」(雨が降らなければ外出する)という、「外出するための条件」を表す文であり、仮定ではないのです。こういう場合、時制のところでも勉強したように、条件を表す部分は現在形を使います。 これに対し、次の文はどうでしょう。 If it rained today, I would not go out.(もし今日雨が降っていれば、私は外出しなかったんですが)→(実際には雨が降らず、外出した) これは、(実際には雨が降らなかったのに)「もし雨が降っていたならば」という仮定をしている文です。つまり、実際には起こらないこと、ありえないこと、可能性のないこと、などが起こることを仮定する場合に仮定法を使います。
If it rains tomorrow, I will not go out.(もし明日雨が降れば、私は外出しません) これは実は、「雨が降れば外出しない」(雨が降らなければ外出する)という、「外出するための条件」を表す文であり、仮定ではないのです。こういう場合、時制のところでも勉強したように、条件を表す部分は現在形を使います。
これに対し、次の文はどうでしょう。
If it rained today, I would not go out.(もし今日雨が降っていれば、私は外出しなかったんですが)→(実際には雨が降らず、外出した) これは、(実際には雨が降らなかったのに)「もし雨が降っていたならば」という仮定をしている文です。つまり、実際には起こらないこと、ありえないこと、可能性のないこと、などが起こることを仮定する場合に仮定法を使います。