分詞の形容詞的用法(限定用法)
分詞は、それ一語で名詞を修飾することができます。その場合の意味は、現在分詞なら「~している」、過去分詞なら「~される、~された」となります。ただし、それぞれ単純に「している」とか「された」という訳をつけるとおかしな日本語になることもありますので注意してください。
- I saw a crying baby.(泣いている赤ん坊を見た)
- There is a broken house.(壊れた(壊された)家がある)
ただし、実際には、このように分詞が単独で使われることは少なく、分詞の後に目的語や修飾語句が続いて、後ろから前の名詞を修飾するという使い方が多く使われます。
- I saw a baby crying on the bed.(ベッドで泣いている赤ん坊を見た)
- This is the house broken by Gozzila.(これがゴジラに壊された家です)
- The girl listening to the music began to sing suddenly.(音楽を聴いていた少女が突然歌いだした)
- The boy struck by the lightning was my friend.(雷に打たれた少年は僕の友達でした)